こころのしっぽ

裏めしや
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なぜ俺が、小栗旬に殺されなければならなかったか?
俺と小栗旬は谷川に遊びに来ていた。

そこに赤い服の女の子が現れ、導かれた先にボストンバックがおちていた。

俺たちはとりあえず、おちていたバッグを物色することにした。

すると、傍に人の死体があったらしく、あっという間に機動隊に取り囲まれた。

俺は這々の体で滝に飛び込み逃れる事ができたけど、小栗旬とははぐれてしまった。



場面は変わって、渋滞の高速道路。

逃げる小栗旬は白いボロボロのボルボのセダンをジャック、乗っていた家族を外にはじき出した。

そのまま、高速を逆走してぶっ飛ばしていったが、俺には彼がだんだんドツボにはまっていっているように思えて仕方なかった。


案の定、行き着いた先は海岸のどん詰まり。

つげ義春の漫画にでてくるような、暗く寂しい砂浜に小栗旬がジャックして逃走に使ったボルボが突き刺さっていた。

俺は機動隊にたこ殴りにされて傷ついた小栗旬を自分の車に運び、その場を逃げ出した。



場面は変わって、俺は逃亡犯を手助けした廉であっけなくお縄になり、更にあっけなく死刑が決まった。

俺の隣に居るのは同じく死刑が決定している同級生の川田君。

執行官は俺達に 「最後に何か望みは無いか?」 と聞いてきた。

俺は最後に子供達に会いたいと思ったが、家族に何らかの被害が及ぶような気がしたので、黙っていた。

川田君は迷うことなくメロンパンを所望し、自分の境遇を嘆きながらメロンパンを頬張った。

俺はこのタイミングでメロンパンはちょっと緊張感に欠けると、イライラしたが、それでも死刑執行されるのが自分ひとりでなくて、少し心強くもあった。


そして、俺の死刑が執行されるわけだが、全身を針金でぐるぐる巻きにされて、巨大なスタンガンでビリビリやられる。

更に、刑を執行するのがこれまた同級生だったもんだから、針金グルグルの状態で、「俺はできれば親友の手にかかって死にたいです!」 と、嘆願したのだ。

そこには、同級生のこいつには殺されたくないという意地と、小栗旬に殺されたのならばあの世でもある程度ハクがつくだろうという計算も無い事はなかった。



場面が変わって、いよいよ俺は親友、小栗旬の手によってこの世とおさらばする訳だが、いざ死にますとなるとなかなか踏ん切りがつかないものだ。

首を絞められたり、折られかけたりと、身近にあるあらゆる殺害方法を試しているうちに、俺たちはキャッキャ言いながらじゃれ合っているようでもあった。

遂に俺は親友小栗旬の胸に抱かれ、親指でもって首をギューっとやられ、「ちょ、ちょ、ちょ、」 と、苦しみを訴えたところで目が覚めたのだ。



目が覚めてから、「あー、夢でよかった・・・」 と、胸を撫で下ろすと同時に怒りがこみ上げてきた。

何で俺が死刑に!?  俺は小栗旬にハメられたんじゃないか???

などと夢と現の狭間で考えていたら、いつの間にか現実の世界に着地していた。



しかし、つげ義春にしろ、阿部公房にしろ、細野 晴臣にしろ、文化人は実に壮大で意味深い夢を見る。

それが実際本になったりしてお金になるくらいだから、脳みその違いというのは計り知れない。

それに比べて俺の夢は何だ! 毎度毎度小市民意識全開のへんてこな夢ばかりで夢のお告げも何もあったもんじゃない。

が、しかし、短い間だったが小栗旬と親友で居られたという事はまんざらでもなかった。

そして、手にかかるとしたら、同級生より断然、ハンサムに決まっている。





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